影響は身長だけじゃない
成長ホルモンと聞くと「身長を伸ばす大事なやつね」という連想をしませんか？
恥ずかしながら、自分はその程度の知識でした。
成長ホルモンは体内で様々な働きをしています。
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成長ホルモンのはたらき
骨の伸長
筋肉の成長
代謝促進
血糖値の情報
恒常性の維持
体脂肪動員の促進
成長ホルモン（Wikipedia)より
成長ホルモンがなくなると…
コレステロールが増える
心筋梗塞や狭心症の危険
糖尿病になりやすい
内臓脂肪が増え、肥満症になる
骨が弱くなる
筋肉量が低下する、疲れやすくなる
皮膚がカサカサ、薄い…など
成長ホルモンがでなくなるとどうなる？
ファイザー株式会社 成人の成長ホルモン分泌不全症より
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年齢を重ねると成長ホルモンは減っていきますが
生涯必要なものだということがよくわかります。
私の場合は、成長ホルモンがほとんどない状態で数年間過ごしてきたため
骨が折れやすくなっていました。
そして、折れた骨や傷が治りにくいのです。
（転倒して骨折した事が、成長ホルモン不足に気づくきっかけになりました）
2018年1月7日に左手首を骨折しましたが、本日現在まだプレートが抜けません。
2019年4月に入ってやっと骨がくっついた、という異常な遅さです。
もっと年を取って骨折したら、私は大変なことになるでしょう。
（骨の強化のため毎日ビタミンＤを飲んでいます）
疲れやすい、イライラする、集中力が続かない…あるあるです。
皮膚が乾燥する、これもありました。特に冬は乾燥してかゆくなるのでボディークリームやオイルが欠かせなくなります。
体毛が薄くなる…もともと薄かったので比較できず。
体力低下。編著にありました。
スポーツクラブに通っても、通常の運動レベルでも翌日の疲労感が激しく…
１週間続けてダウン。１ヶ月で退会ということが２度ありました。
なんて根性がないんだ！と自分を責めましたが、当たり前の現象でした。
太る。これも顕著に。
元々46㎏だった体重は、最高時で73㎏ありました。
（急激に体重が増えだしたのは15年くらい前なので
発症したのはその頃？）
酒は飲まないし、ファストフードにはあまり行かないし
甘いもの、脂っこいものが苦手でほとんど食べないのに…
更年期？運動不足？食事が悪い？食べる時間が悪い？
漢方外来に通ってみたり
自分でも漢方を勉強して、食事に取り入れてみたり…
色々試しても一向に減りません。
運動は上記の通り続かない。
昔の私を知っている知人からは遠回しに嫌味っぽいことを言ってくるし
（あまり食べていない、と話したことを信じてくれなかった）
自己管理が悪いって責められるのが精神的にきつかったです。
どんなに努力しても減らないんですもん。
これも当たり前の現象でした。
代謝が壊滅状態なんだから、太るに決まってます。
代謝が極端に悪いから極端な寒がりにもなっていました。
冬はホッカイロ４枚。夏も２枚は必須。
そうしていないと寒くて外出できなかったのです。
流石に昨年の猛暑ではホッカイロを使いませんでしたけどね。
クーラーが効いている部屋では必要でした。
あと、スーパーの冷凍食品コーナーは寒くて近づけません。
成長ホルモンを投与されて10日ほど経過。
体調は快適ですし、異常な冷え性から脱却できました。
買い物に行っても冷凍食品コーナーに行けます。
そして、特に何もしていませんが体重が徐々に減っているのです。
１年後が楽しみ～
だから
「極端な寒がり+太ってきた+疲れやすい」という方は
成長ホルモン不足を疑ってみるのはアリだと思いますよ。
