成長ホルモン投与開始
重症型の成人成長ホルモン分泌不全症と確定診断されたのは2019年4月17日（水）
その翌々日の4月19日（金）大腸内視鏡検査をしました。
そのココロは、成長ホルモンを投与すると細胞が活性化するからです。
万一がん細胞が体内に潜んでいたら、正常な細胞と共にがん細胞も元気になってしまい、大変なことになるから。
代謝がアップするのでがんだったら転移する可能性も出てくる。
一番がんが多い消化器系を重点的にチェックしましょう！
ということで人生初の大腸内視鏡検査へＧＯ！
（胃の内視鏡検査は2018年11月に行ってクリアしているのでパス）
40歳過ぎたらやっとかないと…と言われつつなんとなく引き気味で放置していたので
良いきっかけだったと思います。
で、検査したら大腸にポリープ発見！
良性だけどがん化の可能性が高いので即切除！
というわけで、2019年5月2日（木）にポリープ切除を致しました。
大学病院にしては早いスピードで事が進みました（というか、早くしとかないとヤバかったのかな？）。
成長ホルモン投与開始は2019年4月24日（水）からでした。
平成から令和、怒涛のように駆け抜けた気分です。
成長ホルモンを毎日0.25ｍｇ皮下注射するよう看護師さんから指導を受けて
これでなにか変わるものかな？と半信半疑で打ってみたところ、１日目から変化が現れました。
注射後３時間経過、身体の中に暖かさを感じました。
冷え切った体内にマッチで小さな火が灯ったような感覚です。
時間が経過するにつれて、その火がじわじわと全身に広がってきて全身がぽかぽかに。
その変化にびっくりしました。
いつもなら寒くて仕方がない夜が温かく感じるのに驚き。
翌朝、いつもなら起き上がるのがだるくて重い身体がいつもより軽く感じて目覚めも爽やか。
疲労が前日よりも軽減している、ということにも驚きました。
寝ても寝ても疲れが取れず、心身ともに疲弊して何もする気になれない。
そのままだとダメ人間になってしまう！と無理やり用事ややることをつくって奮い立たせていた毎日が嘘のよう。
成長ホルモン凄い！と心底感激しました。
最初の投与をした翌日、2019年4月25日（木）は仕事がさくさくはかどって調子が良い（疲労を感じにくくなったおかげでペースが落ちない）。
これは素晴らしい！と思いつつ、夜まで楽しく過ごしました…が、成長ホルモンの効果は24時間経過すると徐々に薄れていき、26時間を超えると完全に切れしまったようで体調が元通りに。
身体がだるくて頭が重い。
思考がまとまらないし、心身ともに疲労感たっぷり。
この落差にも驚きました。
1日目で天国と地獄を味わった気分です。
「こんなに違うのか！」と心底びっくり。
もちろん調子の良い状態を継続させたいので、皮下注射してから24時間前後には次の注射を打つよう心掛けています。
体内のホルモンって大事だなぁ…と痛感しました。
写真は私が使用している成長ホルモン注射セットです。
海苔の瓶は使った針を捨てる用（医療廃棄物なので病院に持って行って廃棄してもらうため別保管）
